宮崎の沖縄料理店「しまうた」
宮崎にいると、居酒屋ってだいたいみんな同じ雰囲気。美味しい地鶏の炭火焼きとメヒカリのから揚げがあって、焼酎があって……
それはそれでいいんだけれど、たまにゃ趣向を変えて、沖縄料理なんていかがでしょう！ゴーヤーチャンプルー！
今回ご紹介いたしますのは、しまうた、という店。ちょっとした飲み会の幹事を任されたので、独断で決定。
お店の看板。引きの写真を撮り忘れた。
2、3人～少人数の飲み会に
外にメニューがでかでかと掲げてあるので、安心して入れる。にしても11月上旬の街には奇妙に見えるほどイルミネーションが輝いている。
店内はこんな雰囲気。店中に充満している南国ムード。
そしてずらっと並ぶ梅。梅酒サワー用とかかしら？
ともかく、にぎやかなのはよいこと。BGMで流れるTHE BOOMも一役買っている。
店内はテーブル席、カウンター席の他に、写真のような座敷もある。ゆったりした配置で、狭苦しくないのはうれしい。狭苦しくはないけれど、その割に多い沖縄のポスター。
今回は8人の飲み会ということで利用させて頂いた。
メニュー
メニュー表の写真。
スクガラスとかグルクンとか、聞いたことのない料理名がずらっと並んでいて、まるで闇鍋の様だけれど、青字でちゃんと解説してくれているので一安心。一安心とはいえ、それでもやっぱり気になるターゲットは多い。豆ふよう（発酵させた豆腐を長期熟成させて作らせた沖縄の珍味）とか、気になったけれど手を出しそこなった。またの機会に。
ドリンクのおすすめ。オリオンビールにシークワーサージュース
キリンの生もあるけれど、沖縄といえばそう、音に聞くオリオンビール！ 初めて飲んだけれど、おいしいですわコレ。沖縄の人は幸せだなーと思う。左奥は本日のお通しの、しっかり味が染みたおでん。ビールと合う！
こちらは僕が念入りにおすすめしておきたいシークワーサージュース。ソフトドリンクメニューだけれど、これが甘すぎず、キリッと爽やかな大人のジュースで、ノンアルの方にはもちろん、お酒の人にも「どうせソフドリだろ」なんて言わずにぜひ味わってほしい逸品。
このほか泡盛もあるので、後半戦に突入したら召喚しましょ。
料理のおすすめ。おいしい沖縄料理たち！
じゃーん。なんといってもゴーヤーチャンプルー（680円）。普段の（みやざきの）居酒屋なら、とりあえず頼む地鶏の炭火焼きポジションだろうか。
ゴーヤーチャンプルーに限らないけれど、これがなかなかの量である。一人だったらこれだけで胃袋を満たせる。680円ならかなり満足のコストパフォーマンスだ。
こちらはもずくの天ぷら（680円）。だしの効かせてある衣でふっくら揚げたもずくの、お口の中でのムニュムニュとした不思議な存在感が病みつきになる。未経験ならばぜひ一度ご賞味あれ。
こちらもひとつひとつがボリューム大。わかりにくいけれど、写真に写っているもずく天の一枚が手のひらサイズ。一皿に4～5枚でやってくる。
ポークたまご（680円）。要はスパムとたまご焼き。ご想像のとおりの優秀な酒の肴。
思いのほか美味しそうに写真に写らなかったラフティ（豚の角煮）。脂っこそうな雰囲気が敬遠されそうだけれど、プルンプルンのゼラチンを食べている感じ。さほどうんざりすることなく、ペロッといける。
幹事初心者にはうれしい？おばちゃんの催促
コース料理もあるけれど、せっかく少人数なら、単品料理を楽しみたいもの。けれども幹事、特に初心者幹事としては、どれくらい注文すればちょうどいいのか、判断が難しいのが悩み。
ここ、「しまうた」の幹事にうれしいポイントとしては、店のおばちゃんがちょっかいをかけるように（？）助言、というか、注文を催促してくれること。しかも適量を見定めてくれる。
僕「チャンプルーの中を二つ」
おばちゃん「中じゃなくて、普通サイズでいいんじゃない～？」
僕「(｀・ω・´)じゃあそれで」
とか
僕「泡盛一合、グラス三人分」
おばちゃん「え～、一合～？ 足りる～？」
僕「(｀・ω・´)じゃあ二合！」
とか
おばちゃん「まだお腹すいてる～？ いかすみソーメン美味しいよ～？」
僕「(｀・ω・´)食べる！」
おばちゃん「もうお腹いっぱい～？ 沖縄そば勧めようと思ったんやけど～」
僕「(｀・ω・´)お腹いっぱい！」
と、こんな調子で料理も酒も心地よく進んで、非常にやりやすかった。はじめての幹事、といった人はぜひ！
アクセスと営業時間。宮崎駅から徒歩10分。
営業時間 18：00 ～ 23：00
定休日 日曜日
夜総合点★★★★☆ 4.2
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