秋分の日なのでシュウブンソウ

植物

この間山道を歩いていたら、失礼ながら、とてもとても地味な白いキクが咲いていた。特に花の地味さたるやブクリョウサイに勝らずとも劣らない。

それなら何か珍しいやつかも! と期待して写真を撮ったら、全くもって珍しくはなかったのだけれど、シュウブンソウ(秋分草)というジャストタイミングな植物だったので、ここに覚書きを。

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シュウブンソウ

秋分草

学名 Aster verticillatus

キク科シオン属の多年草

山道の脇などに生える。茎が長く伸びる。

茎が細長いので、自重に耐え切れないようでグデっと寝そべるようにほふくする。これが四方八方に寝そべるもんだから、だらしなく見える。

 

問題の地味な頭花。ぼさぼさっと白くて、大きさは数珠の実くらい。

 

花のどアップ。よ~く見ると、外輪の白い二列ほどが舌状花になっていてちょっと驚き。ぜんぶ筒状花なのだろうとばかり思っていた。一応シオン属だもんね。真ん中の黄色っぽい部分の花は筒状花。

 

葉は細長い披針形で、互生する。長さ3~4センチ。葉の付け根からぴょこっと花が顔を出している、独特な形なので覚えやすい。字書き虫のにめちゃくちゃ字を書かれていてかわいそう。

今日は秋分の日。今日から昼の方が短くなっていく。短い日中を有効活用したいけれど、朝寝が気持ちよい季節だ。

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