素人でも自分でできる!自転車の両立スタンドの交換・外し方編

暮らし

雨の日も風に日も、わが自転車を立たせ続けて8年目、両立スタンドがとうとう壊れてしまった。長い間ありがとう。今回はこれを交換する。

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取り換えにかかる費用

新品のスタンド。ぴかぴか輝く太いバネ。

これが壊れたスタンド。新品と見比べればわかる通り、ある日あの太いバネが無くなってしまったのである。

壊れたといいつつ、反対側のバネのおかげで何とかスタンドとして機能していたので、そのまま使い続けていた。調べてみると、スタンドの取り換えを自転車屋さんに修理を頼んだ場合、部品代と合わせて工賃は2000円近くになるらしい。じゃあ、いっかな~と修理を渋っていたわけである。

それがこの前ハンズマンのガラクタ市へ行ったときに……

( ゚Д゚) 185円! このお値段で発見してしまったのである。買い物の神様ありがとう、おかげでまた自転車がしっかり立ち続けてくれそうです。

というわけで、部品の調達は完了。185円(税抜)で、両立スタンドを交換する。

自転車の両立スタンドの取り外し方

交換する! と宣言してしまったけれど、そんなに自転車に詳しくないので、素人らしく調べ調べやっていこうと思う。

交換に必要な工具は?

今回使った道具はこれだけ。軍手とレンチとドライバー。油で汚れるので、軍手はあったほうがいい。

1.まずハブ軸ナットのまわりを解説。

こちらが左側後輪のハブ軸である。色々とくっついていてややこしい。

反対側(車体右側)。ハブ軸ナットにカバーがしてあった。

ドライバーを使ってカバーを外す。

パカっと簡単に外れた。こちらもいろいろあってややこしい。

ということで、色分けしてみた。

外側から順に、ナット、ワッシャー、荷台ステー、泥除けステー、という。
ナットが外側からみんなを締め付けて、ワッシャー(座金)がそれを補助、二つのステーと、その内側の変速機(変速ギアじゃないならついてないはず)と、さらに内側のスタンドをがっちり固定している。

2.ナット、ワッシャー、ステーを外す

まずはレンチを使って、ナットを外す。モンキーレンチ(幅を変えられる)がとっても便利。

この作業、けっこう力を使う。とくに錆びついているときは、油かシリコンスプレーを打ったほうが、楽だしレンチも傷まない。
勢いあまって変速機周りを破壊しないように注意。

ある程度までいったら手でくるくる外れるけれど、油が付くので軍手での作業をおすすめする。

車体左側。ナットとワッシャーを取り外した。なくさないようにちゃんと置いておくべし。
まず手前の荷台ステーを外す。

荷台の方には関節があるので、邪魔にならないようにググっと持ち上げておける。

泥除けステーも外す。こちらはあまり動かないのでちょいと邪魔くさい。

3.変速機を外す

車体右側。変速機も……

外れた。そのままブランとさせておいて大丈夫。

車体左側。

(;´・ω・)これなんだろ、わかんないけど外そっと。

あとでわかったけれど、車体の左側には変速機がついていないので、そのままだと左側はその分薄くなって左右の車軸上の幅が均等じゃなくなってしまう。それを避けるための厚み合わせだと思われる。大事である。

4.両立スタンドを外す

とうとう本題のスタンドを外す。その前に……

自転車を写真のように壁にもたれさせておくべし。こうして立て掛けておかないと、スタンドを外すわけだから当然、自転車が立たなくなるわけである。

スタンド外し。これがかなり力を使う。こうして写真を撮るのも難儀である。けがをしないように、やはり軍手があった方がよいと思う。

よいしょっと。

反対側も同じ要領。

このとおり、すっかり外れて、フレームに車輪が挟まっているだけの状態になった。

さあてこのあとは新しいスタンドの取り付け作業である。

→ 取り付け方編へつづく

→このまま後輪を外す場合はこちら

コメント

  1. […] 自転車の両立スタンドの交換・外し方編に引き続いて、今度は取り付け方編に参ります。 と、ここでいきなり問題が…… […]

  2. 北村喜生 より:

    当方は年金暮らしの69歳の爺ちゃんです。自転車スタンドの記事を探していて偶然このサイトを見つけました。DIYは趣味と云うほどではないですが、ネット記事を参考にしながら可能な範囲内でなるべく安く、又年1回の地域の粗大ゴミ収集で部品を物色したりして色々なものを修理したりしています。妻からは「あ~、また新しいものを買うチャンスが無くなった!」と云われています。
    このサイトの他の記事も面白く読ませて頂きました。その土地に根差した日々の生活での色々な観察日記風の若い人の感性が良く出ていて微笑ましく感じました。
    ハンズマンガラクタ市は大変面白そうですね。残念ながら当地には有りませんが。
    今後の記事を楽しみにしています。

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