(´・ω・) ぼくの鼻はよくないらしい……

ハナカズラ 絶滅危惧の青い花へ会いに行く。

ハナカズラ 絶滅危惧の青い花へ会いに行く。

霧島山系へ分け入って、ハナカズラに会いに行く。宮崎では絶滅危惧ⅠA類に分類されている希少種。スズタケのブッシュの中に、青いきれいな花。タンナトリカブトと同様、有毒なのでシカに食べられることなく秋の野山を彩っている。

ハナカズラ

花鬘
学名 Aconitum ciliare
キンポウゲ科トリカブト属のつる性多年草 有毒植物

全草の姿。つる性で細めの茎が、100cm以上に伸びる。「半つる性」と記述している図鑑もある。半つる性というのはすなわち、根元の方は自立、茎の上部はつる性に他の植物などに絡みつく、ということらしい。ハナカズラに関しては特に他の植物などに絡みつくこともなく、写真のようにひとりでひょろっと横へ伸びているものも少なくない。

 

花のアップ。淡い青紫色だが、薄暗い林内ではより一層深い青、紺青色くらいに見える。均一に色が入っているため清潔感がある。雄しべ、雌しべは無毛。

 

花冠の形や大きさとしては、タンナトリカブトとほぼ同じ。多くの株で花が2つセットで咲いていた。しかしこれは常に2つずつとは限らないようなので、識別点としては弱い。

 

タンナトリカブトでも述べた通り、花弁に見える構造物は、実は萼片。頂萼片、側萼片、下萼片に分かれる。花柄に短い曲毛。萼片も短直毛に覆われており、側萼片の内部(もしくは縁部)の直毛はやや長め。

 

つぼみ。これも短毛に覆われている。水平方向に走るつるから、鉛直上方に花柄がひょろっと立ち上がる。

 

葉の形。三全裂しており、細かく切れ込みが入る。葉脈の彫りが深い。

 

この株はつるが他の植物にこれでもかというほど絡みついている。お豆のようなつぼみがかわいらしい。一方で、自力で直立する株(主に小さい株)もあるらしい。

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