(´・ω・) ぼくの鼻はよくないらしい……

10月はタカの渡り!金御岳でサシバを見上げる。

10月はタカの渡り!金御岳でサシバを見上げる。

宮崎のタカの渡りは10月10日前後。

毎年10月10日前後、宮崎ではサシバの渡りが最盛期を迎える。特に宮崎で有名な鷹の渡りスポットといえば、宮崎県南・都城市は金御岳だ。ほぼ毎年お邪魔している。けれども中学、高校のころは中間テストと時期が重なっるという不幸のため何回か断念せざるを得なかった。非常に意地の悪い年間スケジュールだと思う。

だが、今や泣く子も黙る大学生である。僕の行く手を阻むものなど何もない!
というわけで10月7日、晴天、金御岳へ(じいちゃんの運転で)行ってまいりました。

金御岳(かねみだけ)・サシバの渡りの観察スポット

毎年1万5千羽から2万羽のサシバが通過する、金御岳。山の上の公園といった具合の立地である。ギアをセカンドに入れて車で登る。

展望所兼レストランの建物もある。駐車場はあちこちに分散しているけれど、十分に広い。タカの渡りシーズンには仮設トイレも設置される、万全の態勢だ。

 

参考までに、金御岳公園の地図でございます。ハングライダーの飛行場もある。小高い山の上なので、サシバにも近い?

 

この日は野鳥の会主催の探鳥会も開かれていたらしい。タカよりも人間の方が多そう……

 

北東を見やれば、眼下に広がる都城盆地と、正面に屹立する霧島山系。早朝に来れば雲海がみられることもあるそう。

サシバの観察は朝早くから。

宮崎市を7時に出発、8時半に金御岳に到着する。サシバの観察は朝早いうちからがいい
なぜかというと……答えは後々わかることでしょう。

小高い丘の上に登って展望デッキで5分ほど待っていると

出た!サシバ!
タカだけれども、大きさはカラスより一回り大きいくらい。トビよりは小さい。尾羽の鷹紋がきれいに出ている。日本で繁殖を終えて、食べ物がいっぱいある南西諸島や台湾、ニューギニアで冬を越すためにわたっていく。

 

顎の一本ひげがかっこいい。かっこいいのだけれども、狩りはあんまり上手じゃなくて、里山でカエルなんかを食べているらしい。

朝早く来た方がいい理由

秋空高くを、南へ向けて飛ぶサシバの群れ。

日が照って、山肌が温まってくると、上昇気流が次々に発生する、らしい。なにせ上昇気流が直接見えるわけじゃないから断言はしづらいのだけれど、この上昇気流をうまく捕まえて、サシバはほとんどはばたかずソアリングしながらくるくる高度を稼いでいく。省エネ飛行だ。

10時半を過ぎたころになると、ご覧の通りサシバの飛ぶ高度がぐんぐん上昇して、タカなんだかツバメなんだかわからないもんがぐるぐる回っているような状態。地上の我々は血も涙もなく首がこる。

ひとつの上昇気流に群がるサシバの群れは時に100羽を超える。みんなで旋回しながら上昇していくそれは、鷹柱、と呼ばれている。

この鷹柱も見ものだけれど、やはり近くで見られるとうれしいもの。ちょっと頑張って早起きしていきましょう。

11時頃には、朝に四国を発った軍勢が通過して、午前中のピークを迎える。

ときにはクマタカも

この日は見られなかったけれど、ハヤブサやハイタカ、ハチクマや時にはクマタカが出てくるのも楽しみの一つ。クマタカが出た日にゃあ、地上の有象無象どもはきゃあきゃあ喜び、サシバは完全に主役の座を奪われた形だ。

数年前、きゃあきゃあ喜びながら撮った写真が出てきた。真ん中のクマタカと、その後ろには主役を降板させられた不憫なサシバ。こうしてみると大きさが全然違うし、クマタカの迫力がすさまじい。

来年あたり、もう一度クマタカにお目にかかりたいなあ。

 

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