またもやあらかじめ申し上げますが、今回もヘビの写真がわんさか出てきますので、ご留意くださいませ。
ヒバカリの個体差
前回に引き続き、ヒバカリについて。
以前、道端で拾った個体と、先日岩陰から引っ張り出した個体、な~んか雰囲気が違うなあと気になったので、過去の写真を掘り起こしてみた。
すると、体の色がずいぶん違った。
まずは先日のヒバカリから。
赤褐色、暗赤色といったところだろうか。
続いて、一昔前(まだ中学生だった)に拾った個体。
お腹は、尾の先端から顎の先まで一貫して薄黄色、クリーム色といったところか。死んでいたのを拾ったので、普段はなかなかお目にかかれないお腹も見せてもらえた。
ついでに、これぞまさしく蛇足ではあるが、僕の足に関しては、大きさの目安に写したのだけれど、このころの靴のサイズを覚えていないので、なんとも無意味で残念である。
体の色はオリーブ褐色とでもいえばいいのかなあ。やや緑がかった茶色の肌だ。先ほどの個体のような赤味がかった色ではない。
へえ、こんなに違うものかあ、とひとりで感心してしまった。調べてみると幼体は黒っぽく、成体になると茶色みを増してくるそうな。ヒバカリ体色に関してあまり大きな個体差の見られない種類とされているけれど、見比べればなかなか面白い。
共通の特徴
ヒバカリの最大の特徴である白い襟の模様は、だいたいどの個体でも健在らしい。
みなさんぜひとも特徴を覚えて、見つけたらつかまえて、「ほうら、その日ばかりで死んじゃうよ~(嘘)」と友達を脅かして頂きたいものだ。
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