地味なれども超希少種、ブクリョウサイ

植物

ちょっと前にじいちゃんと宮崎の沿岸部にブクリョウサイを見に行った。変な名前で覚えにくいブクリョウサイ。地味な花だけど、2010年ごろまで県内では絶滅したとされていたほどの超希少種。

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ブクリョウサイ

茯苓菜

学名:Dichrocephala integrifolia

キク科ブクリョウサイ属の一年草

 高さは15cmほど。しゃがまないと見つからない。けれど、しゃがんだら思った以上に見つかってますますありがたみにかける。

 

 花は筒状花の集まり。直径5mm程度の球状。写真のとおり、中央付近が黄色くその周囲が白い、黄身の飛び出たゆで卵のような奇妙な見た目。

 

 あまり上手に撮れず、ネギ坊主のようになってしまった。

 

 若い株。地面から出るものもあれば、このように岩の表面の苔の層に根を張っている株もいる。こんなにたくましくても、絶滅寸前というのが不思議。

 

 葉のアップ。見た目通りの柔らかい葉で、細かい毛に覆われている。この株は虫に食われていなくて青々していたけれど、最初の写真のように虫に食われて痩せた株も多い。

 

 葉の裏。こちらも細かい毛に覆われている。

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